解説

親の薬が多すぎる。整理はどこから始めるか

複数の病院から薬が出ている親の薬を、費用と制度の観点で整理する手順。お薬手帳を1冊にまとめる、先発品の特別の料金を確認する、市販薬で済むものを分ける。

薬剤師(薬機法管理者)が執筆。更新 2026-09-07

まず、お薬手帳を1冊にする

複数の病院と薬局を使っていると、お薬手帳が分かれていることがあります。1冊にまとめ、すべての薬局で同じ手帳を出すだけで、重複や飲み合わせのチェックが薬局側でできるようになります。電子お薬手帳でも構いません。

費用の観点で3つに分ける

薬のリストを、処方のままが自然な薬(慢性疾患の薬、市販薬に同じ成分がない薬)、市販薬で済む可能性がある薬(単発の症状に使う、同じ成分の市販薬がある薬)、医師や薬剤師に確認したい薬(複数の病院から同じ種類が出ている、注意が要る薬)に分けます。

定期受診のついでに出ている薬は、市販薬に替えても安くなりません。替える意味があるのは、その薬のためだけに受診している場合です。

先発品の特別の料金を確認する

薬局の領収書に「選定療養」の行があれば、先発品を希望している薬があります。医療上の理由がなければ後発品に替えることで、特別の料金がなくなり薬剤費も下がります。理由がある場合は、そのままで構いません。

薬をやめる・替えるのは処方医と薬局で

整理は費用と制度の話であって、薬を減らしてよいかの判断ではありません。特に降圧薬、糖尿病薬、抗凝固薬、精神科の薬は自己判断で止めると危険です。分けたリストを持って、かかりつけ薬局か処方医に相談してください。

計算機

自分の世帯で確かめる

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よくある質問

別居の親の医療費は、子の医療費控除に入れられますか

仕送りなどで生計を一にしていれば合算できます。同居は条件ではありません。

出典と確認日

この解説は制度と費用の情報提供で、税務・医療の個別の判断を代替するものではありません。

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